かっちゃんの日記

 -見て、聴いて、楽しかったこと、嬉しかったことの覚え書きです

2017年11月 第20回記念 笹尾光彦展「花のある風景」|Bunkamura Gallery

◆第20回記念 笹尾光彦展「花のある風景」
 2017年11月18日~11月28日
 Bunkamura Gallery(東京都渋谷区)

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Bunkamura Galleryの案内リーフレットをお借りしました。
(SASAO©「Red Sofa」with The Window)

9月にえいやーと気前よく文楽に2回行ったのと、このところやや体調が低空飛行だったこともあり、10月は財力・体力温存で静かに過ごしておりました。何事もメリハリだ。

しかし、そろそろ小気味よく動いていくぞということで、笹尾光彦さんの展覧会に行ってきました。「赤の画家」とも呼ばれている笹尾さんですが、今回の展覧会も「Red Sofa」シリーズの新作をはじめ、気持ちが明るくなる絵をたくさん見せていただきました。この空間にずっといるとビタミンチャージができて健やかになりそうです。私の好きなマティスの「goldfish」が描かれた絵も見ることができて嬉しかったな~。鮮やかだけれど穏やかで、自分がどんなの状況のときも寄り添ってくれそうな気がします。

また期間中、ほぼ日のTOBICHI②とキルフェボン青山でも関連の展覧会・イベントが同時開催されていて、こちらにも行ってきました。3箇所を全て訪れてスタンプラリーを完成させると、笹尾さんのオリジナルポストカードと絵の中にもよく登場する「evian」のミニボトルをプレゼントしてくださいます。そしてポストカードの一枚には直筆サインを入れてくださっています。こ、こんな素敵なプレゼントがいただけるなんて、最近の私はそれに値するだけの頑張りをしてたかと自問自答したりなんかしつつも本当に嬉しかったです。この企画を考えてくださった皆さま、ありがとうございます!(ちなみにスタンプラリーはハンコではなくて、シールを貼っていく方式で、笹尾さんの絵にちなんだ台紙になっているのですが、これがまた楽しいのです!)

ほぼ日のTOBICHI②では、「ほぼ日ホワイトボードカレンダー2018」のために笹尾さんが描かれた数字の原画などの展示がされていました。1つの数字は、パッと見ると1つの色だけで描かれているように見えますが、じっくりと見ると幾重にも塗り重ねられて奥にさまざまな色が見え隠れしていて、楽しくて美しいけれど緊張感もあって見入ってしまいました。数字って、普段は「フォント」で目にすることが多く、あまりにも身近なのですが、誰もが知っていて、それ自体に意味があって、ひとそれぞれ思い入れのある数字もあります。「絵」としての数字を見ていると、そんな風に普段あまり考えないようなことが浮かんできたのが自分でも面白かったです。

キルフェボン青山では笹尾さんの作品「My Favorite Table」に登場するベリーのタルトとバラの垣根をモチーフにしたオリジナルタルトが販売されていました。普段、甘いものをあまり食べない私でも、キルフェボンのフルーツいっぱいのタルトは見ているだけで、きれいやな~といつも幸せな気持ちになります。その他、笹尾さんが描き下ろされたバラの花と赤い実がパッケージに使用された「丹波 焙煎黒豆ショコラ  ベリー」などのお菓子もありました。

いずれも11月28日までの展覧会・イベントで、期間は短めですが、ぜひ行ってみてください。

<公式サイトへのリンク>
・第20回記念 笹尾光彦展「花のある風景」(Bunkamura Gallery)
・笹尾光彦さん原画展&スタンプラリー (ほぼ日刊イトイ新聞)
・コラボイベント「My Favorite Table」 (キルフェボン青山)