かっちゃんの日記

 -見て、聴いて、楽しかったこと、嬉しかったことの覚え書きです

2018年1月 谷川俊太郎 展|東京オペラシティ アートギャラリー

谷川俊太郎 展 
 2018年1月13日〜3月25日
 東京オペラシティ アートギャラリー

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 ※一部の展示を除いて会場内の写真撮影ができました。
   入口で撮影に関する留意事項を記したメモをくださいます。
   
まだまだ会期があるので1枚だけご紹介。

 

東京オペラシティで開催中の谷川俊太郎さんの展覧会に行ってきました。渋谷で用事を済ませてから、初台の東京オペラシティまで路線バスで移動したのですが、バスは電車とはまた違う景色を見ることができるので楽しい!

さて展覧会は、いくつかの展示スペースが設けられていたのですが、いちばん広いスペースに入ると、谷川さんの「自己紹介」という20行の詩が1行ずつに分解され、背の高い柱に縦書きに記されて点在していました。近くに寄ってみると、それぞれの柱にキーワードが名づけられていて(例えば「暮らし」「意識下」「見る」「アノニマス」など)、そのキーワードごとに関連する詩と、コレクション、写真、ハガキなど谷川さんにまつわるものが展示されるという設えになっていました。詩は大きな本の見開きの形で読むことができるようになっています。

それぞれの展示を散歩をするようにゆっくりと見ていると、自分は小さい頃から、谷川さんの詩にたくさん触れてたんだなぁと感じました。いまでも記憶しているもの、頭の奥の方にあって忘れていたけれど、展示を見て「あっ、この詩は!」とするするっと思い出したもの。谷川さんの詩は音にすると楽しいので、子どもの頃の自分がとても好きそうだなと改めて思い返したりしながら、楽しい時間を過ごすことができました。3月25日まで開催されているので、ぜひ行ってみてください。


<メモ>
ギャラリーショップで展覧会の関連書籍を購入しました。タイトルは「こんにちは」。著者は谷川俊太郎さんで、発行はナナロク社さんです。本の装丁が赤・青・黄の3種類あり、楽しく迷って少し緑がかった懐かしい雰囲気の青に決めました。手に取ったときのサイズ感や質感がしっくりきて心地よく、会場で紹介されていた詩も収録されていて嬉しい!じっくり味わおうと思います。また私が行ったときはまだなかったのですが、近日中にオリジナルグッズも発売されるそうです。

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amazonの書影をお借りしました。
   なおamazonで購入する際は色の指定はできないそうです。

<公式サイトへのリンク>
谷川俊太郎 展(東京オペラシティ アートギャラリー)